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2001/06/13(水) 棚ぼた公演! お芝居編 6月12日はドリームジャンボ宝くじの抽選会がある日・・・ 某掲示板で教えてもらい、4枚の申し込みはがきでみごと3枚の入場整理券を手に入れました。ひょっとしてガラガラなのかと心配したけれど、ほぼ満席となっていました。 宝くじの抽選風景はTVでも放送されましたので見た方もいらっしゃるかな? 残念ながら300円しか当たらなかったけど、まあ、いいか! S席8000円のチケットが当たったと思えば十分嬉しいことなんですから! 結局14列20番台の席を手に入れ、楽しんできました! お芝居の流れはこの前書いたので省略することにして、アドリブや感想などを書くことにします。 客席にいるのは入場整理券が当たったというあまり宝塚を見たことのない人がいつもより多く、客席の反応がいつもとはちょっと違う。。。 ショーのノリも今ひとつだったけれど、新鮮な反応もあって、それはそれでよかったかな?と思います。今日は初見でも、次回から足繁く通う人が出てくるかも(笑) 彌太郎が田植えをしている喜勢達をからかい、足をくじいた喜勢をおんぶして、 「おっぱい小さいんじゃのぉ! ぺっちゃんこじゃ〜」 バッチ〜〜ン ☆α==(・・#) 「痛いのはわしじゃぁ」 爆笑させていただきました! 竜馬初登場の場面、「坂本龍馬じゃ!」に客席から暖かい拍手が沸いていました。足の怪我は大丈夫かしら?と心配して見ていましたが、何も知らない人が見たら、わからないですね。少し引きずった感じもありましたが、ゆっくりと大股であるいているので、かえって竜馬の大きさを感じました。くれぐれも無理なさらないように・・・ 新撰組の沖田総司と出会った竜馬ですが、「愛しいぜよ・・お竜」ほんとに愛おしそうに抱きしめていました。危険な場所から逃がそうとする愛ですなぁ(*^^*) 咳き込んで血を吐いた総司を医者の娘が「私に預けてください、代わりに私の命を・・」と言われ、素直に「はい」と刀をしまう竜馬! かわいいぞぉ(*^0^*) 江戸に出てきた彌太郎と三野村が銀橋を渡る場面では、 や「三宅島が見えます!」 み「美しい島です。いいところです」 や「行ってみたいです」 こんな感じのアドリブがありました。客席には三宅島から避難されている方が招待されていたので、それを受けてのアドリブでした(*^^*) その後、三野村の屋敷では、彌太郎はスプーンを揺らし、 や「富くじに当たった人は眠くな〜る」 み「眠くなられては困ります」 いやはやごもっとも! 三野村役のおっちょん(成瀬)、なかなかやりますねぇ(*^^*) 三野村の屋敷で再会した龍馬は、箒を肩にかけゆっくり歩いて出てきました。 沖田総司と再会したときは、竜馬が腕に怪我をしている設定なのですが、花道を小走りで出てきたぶんちゃんはやっぱり足をかばっていました・・・ (走らなくていいからね・・・) 後藤象二郎のわたるくん!叔父の吉田東洋に論文が彌太郎の代筆だとばれて、しまった!ばれたか〜〜〜!という表情がおかしい!頭を2回たたかれていました。 「頭はたたかないでくださいぃ〜〜!」 「わしの癖じゃ!」子供みたいですねぇ(*^^*) 彌太郎に長崎行きを告げる手紙を渡し、もう1通の手紙を出すとき、くねくねしながら「もう〜ひとつぅ〜あるんじゃぁ〜」と歌うように言っていました! 「2つあるんなら一度に出さんかい!」 喜勢に再会した彌太郎と象二郎は、「おなごはお嫌いですか?」と聞かれ、思いっきり「大好きです!」と答えていました。去っていこうとする象二郎に彌太郎は地面を指さして「ここにいてくれ」と言っていました。(口の動きでわかった)象二郎は笑って去っていきました(*^^*) 長崎グラヴァー邸での象二郎は、メイドの胸元をのぞき込み思いっきり鼻の下を伸ばしています。メイド役の森央さんの胸にはしっかりと谷間が描かれていました! どこ見ているんじゃい! >自分 (すっかり象二郎モード!) メイドも気があるらしく、投げキスをしたり手を振ったり・・・象さん嬉しそう! 丸山の料亭で竜馬と象二郎の会談では、始まる前の心のさぐり合いで、いやがおうにも緊張感が高まります。双方の部下達が早とちりして斬り合いになる後ろで、竜馬と象二郎は握手をしています。土佐藩士の一人は何を思ったのか忠臣蔵の討ち入りの格好をしています。彌太郎に殴られコケて場内爆笑なんですが、お二人とも涼しい顔して会話をしていますね。きっと笑いをこらえているに違いない! 海援隊の一人がハリセンを持ってくるのですが、腕に沿うように脇に縦に挟んで隠してしまったのだけど、竜馬が手を斜め45度くらいに挙げると、同じように手を挙げました。必然的にハリセンは落ちますね!で、しっかりパシッとたたかれていました。毎日いろいろ考えているんでしょうね(*^^*) 徐々に年齢を重ね、壮年期に入った彌太郎ですが、喜勢との夫婦愛が美しいです。病気で倒れた彌太郎を気遣い、また財産も地位も手に入れた彌太郎が最後の求めたものは「やすらぎ」・・・二人の会話を立ち聞いた丸奴(紺野)は去っていきます。 喜勢は今までのうっぷんが溜まっていたのか、彌太郎に一発! き「これで3年は我慢できます!」 や「え〜?3年ですか? あと3年で、6年にはなりませんか?」 へろへろになりながら追いかけて行きました(笑) それをうけて現代の彌太郎(朝海)は、「それで6年もったんですか?」と言いながらでてきました! この辺り毎日少しずつ違うようですね。 死に際、三野村、吉田、竜馬に呼びかける彌太郎ですが、彼らの生き様に影響を受けたことを感謝して死んでいきます。彼の生き様も他の人たちに影響していることを彼は知っていたのでしょうか・・・。 新聞評などでは、この作品は男役がするのではなく男優が演ずるのがふさわしいようなことが書かれていましたが、それをこなしてしまう轟さんはさすがでした。 派手さはないかもしれないけれど、しっかりとした実力に裏付けられた雪組のお芝居が私は好きです。 | |||||||||||||||