@¢*★∞ お宝日記 ∞★*¢@


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宙組「ベルサイユのばら」 〜その2〜
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宙組「ベルサイユのばら」 〜その1〜
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棚ぼた公演! お芝居編
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猛き黄金の国
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2001/07/14(土)
宙組「ベルサイユのばら」 〜その1〜

 今回は宙組「ベルサイユのばら フェルゼンとマリー・アントワネット編」東京公演を見てきました。お席は2階4列下手寄り、バスティーユの白旗は残念ながらほとんど見えませんでしたが、舞台の奥行き、照明を堪能するには良い席です。
東上するにあたり、何カ所が手が入っているそうですが、大劇場版を見たわけではないので、比較することはできません。平成花組の筋運びに近いかと思いました。
プログラムを傍らに、ご報告と参りましょう♪
ちなみにオスカルは彩輝直、アンドレは水夏希です。

第1幕
【第1場】 プロローグA
小公子(久遠麻耶)、小公女(遠野あすか)を中心に「再びばらが咲きました」を歌います。

【第2場】 プロローグB
フェルゼン(和央ようか)がステファン人形を手にせり上がります。後ろ向きでせり上がり「愛の面影」を歌います。この場面は物語の最後・・・ステファン人形がなにゆえフェルゼンの手の中にあるかと思うと切ないですね〜。
・・・がしかし!劇画のオスカル、アントワネット、アンドレの肖像画が吊り背景にあるじゃありませんか! が〜〜ん(T.T) これ見たくなかった。
劇画のベルばらと、宝塚のベルばらは別物として見たかったのにぃ(;_; )( ;_;)ヤンヤン
真ん中のアントワネットの肖像画がずれると、アントワネット(花総まり)が出てきて「青きドナウ」を歌います。
その後左右からオスカル・彩輝とアンドレ・水が出て「愛あればこそ」を歌います。

【第3場】 プロローグC
舞台中央にシャンデリアをひっくり返したような、デコレーションケーキのようなセットが回り、紅の衣装のフェルゼンとアントワネットが出てきて、「愛あればこそ」を歌います。
銀橋中央に二人が並んだところで暗転ですが、お手手つないで走って引けていました。
ハナちゃんの走り方って、なんか可笑しい♪

【第4場】 シェーンブルン宮
14歳で輿入れするアントワネットを心配するマリアテレジアとメルシー伯爵ですが、アントワネットは着飾ったことだけにはしゃいでいます。

少女時代のアントワネットは麻生あくらちゃんですが、とても可愛い!ルイ16世だけでなくオルレアン公まで虜にしたのは無理もないと思いました(笑)

【第5場】 夢の馬車
輿入れの馬車に揺られて行く先は、ガラスの宮殿。見せかけだけの虚構の宮殿だとも知らないアントワネット・・・

【第6場】 ベルサイユ宮殿
貴婦人達が宮殿の広間に集まり、たわいもない会話をしています。モンゼット公爵夫人やシッシーナ侯爵夫人たちが、アントワネットにお世辞を言ったり、オスカルに熱を上げますがたしなめられ退場します。
オスカルはアントワネットにフェルゼンを帰国させるよう提言しますが、アントワネットは聞き入れようとしません。

モンゼット公爵夫人は出雲綾・タキちゃんです。脳天気というよりは思いこみの激しい貴婦人を演じていました。星組を見ていたときは、なにかしっくりこないモンゼット公爵夫人で少々引いてしまったんですが、タキちゃんはうまい!と思いました。
ランベスク公爵夫人・城華阿月、カロンヌ子爵夫人・双葉美樹、シッシーナ侯爵夫人・久慈あかりもわざとらしくはなく、貴族社会の華やかさをうまく醸し出していました。

【第7場】 ベルサイユ宮の廊下
人目を忍んで宮殿に来たフェルゼンに対しオスカルは、王妃を愛しているのなら帰国すべきと忠告するが、聞き入れられず反対になじられ傷つくオスカル・・・

【第8場】 庭園
夜も更け、フェルゼンと一緒にいることでやっと一人の女性として息づくことが出来たアントワネット。

ボートに揺られ、フェルゼンに身を任したアントワネットの綺麗なこと♪
お二人とも絵になります! ふと、「うたかたの恋」のラストで、ベッドの中で寄り添うルドルフとマリーを思い出しました。

【第9場】 カーテン前
ジェルジェ家を訪れたロザリーとベルナールですが、今のフランスの現状を憂い、アンドレにオスカルを守るように託します。

第6場あたりで、ベージュの貴婦人の衣装か髪の飾りが舞台前方中央に落ちました。その後、衣装で引きずって片づけようとするのですが、なかなかうまくいかず、この場面でマロングラッセが拾っていました。なにか大切な物のように扱っていました。

【第10場】 フェルゼンの屋敷
メルシー伯爵がフェルゼンの屋敷を訪れ、王妃を愛しているのなら帰国するように提言します。

【第11場】 カーテン
衛兵隊に転属を願い出たオスカルに対し、貴婦人方の動揺は大変なものです。

ここでもタキちゃん・モンゼット公爵夫人が笑いを取っていました。右に左にかけずり回り、ゼイゼイ息を切らしていました。
それをからかうようなアンドレです。

【第12場】 宮殿謁見室
フェルゼンはルイ16世の元を訪れ、祖国で結婚するために帰国するとの報告をします。王妃のためにも帰国を留意するよう求めるルイ16世。
その様子を陰で見ていたアントワネットは、ルイ16世の心の大きさに深く感銘を受け、りっぱな王妃になることを決意します。

【第13場】 カーテン
アンドレは帰国するフェルゼンに最後にオスカルに会ってくれるように頼みますが、反対にオスカルを守るのは君だと言われます。

【第14場】 オスカルの居間
出動前夜、オスカルはアンドレの愛を受け入れます。

「おまえの気持ちを知らないでは無かった・・・」てな程度で今宵一夜していいんかい!とつっこみたくなる気持ちをぐっと抑え、見ていました(苦笑)
星組と同様にオスカルは「私はアンドレ・グランディエの妻と呼ばれたいのです。おまえの妻に・・」と言っていました。
歌は言わずと知れた「愛あればこそ」です♪

この今宵一夜の場面に至るまでの、オスカルとアンドレの物語がほとんど無いので、唐突すぎる感じがします。原作や他のバージョンで知っているから分かるものの、知らない人が見たら「なんで?」ってなことになるんでしょうね。
だからフェルゼン編は嫌いだぁ〜〜!!!  
(オスカルファンの戯言と聞き流してくださいな)

【第15場】 カーテン
ベルナールはロザリーにオスカルのパリ進駐を止めさせるように言います。

【第16場】 パリ市内
パリ進駐した衛兵隊は、市民に対して銃を向けることに迷いがありましたが、オスカルの決意を聞き、市民として革命に参加することを決意します。
銃声が響き、アンドレが撃たれます。

オスカルが勲章を投げつけるところでは、ブイエ将軍側の衛兵にぶつかっていました。その後、市民の女が拾いました。

撃たれたアンドレは「オスカルどこだ?」と言いますが、オスカルは「何故着いてきた〜〜〜!!」とは叫びません。アンドレは目も隠していないし、目が悪いという設定になっていないのでしょうか?
あの絶叫に涙するというのに・・・(T-T)(T-T)(T-T)(T-T)(T-T)(T-T)

【第17場】 バスティーユ
説明省略!(笑)

バスティーユが陥落して白旗が揚がるのですが、2階席からはほとんど見えません。
揚がりかけにちらりと見えましたが、見ていたから見えたようなものです。

【第18場】 カーテン前
スウェーデンにいるフェルゼンの元に、ジェローデルがフランスでの革命の様子を知らせに訪れ、王妃を救うのは貴方しかいないと訴えます。フェルゼンは監視されていますが、国王の誕生日のお祝いに紛れ、国外脱出を謀ります。

ソフィア役の南城ひかりさんはこれで退団ですが、今までで一番綺麗に見えました。
「さようなら、お兄さま」・・退団のご挨拶のようにも聞こえました。
 
【第19場】 カスミ幕
フェルゼンの国外脱出計画を知ったデュガゾン(朝比奈)はヨルゲン(苑)始めとする士官達に阻止するよう命じます。

このお二人、なかなかいい味出してます。

【第20場】 スウェーデン王宮
お誕生日のお祝いを述べるために王宮にあがったフェルゼンですが、士官達に阻まれ苦戦します。国王の一言でお許しが出て、王妃を助けるためフランスへと向かいます。

王宮での士官達との立ち回りは「剣の舞」と言っても良いほど美しいです。フェルゼンってやっぱりいい男だったんだわ!とあらためて認識いたしました。
はいはい、もともといい男でしょ!って言いたいのはわかってますよ〜〜!(笑)

第1幕はここでおしまいです!
長くなるので、第2幕へ続く・・・・(^_^)ノ""""