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2001/05/14(月) 東宝エリザベート その2 4月24日に観た帝国劇場で再演となった「エリザベート」の観劇日記を書きま〜す。 当日はお昼から宝塚星組「ベルサイユのばら」を観劇、夜に東宝「エリザベート」という強行スケジュールで、さすがに当日に二つの観劇日記を書く根性はなく、そういっている間に樹里アンドレやzunkoシンフォニックコンサートと立て続けで今になってしまって・・・ と、まぁ言い訳はこの辺で止めておきましょうか(^-^;;; 昨夏には内野トートによる「エリザベート」を観劇(2000.7.31のお宝日記見てね)したわけですが、今回は山口トートによる「エリザベート」です。 歌に定評のある山口さんがどのようなトート像を作り上げているのかとても楽しみにしていきました。 一言で言えば、”演技の内野”に対して”歌唱の山口”というところでしょう。ライブCDは山口トート版を買ってきました。 背中で演技していた内野トートも今年度の劇評に依れば冷酷さが増して、歌唱力も向上しているとか。 山口トートは歌唱力でバンバン聴かせてくれましたが、体格がなかなかよろしくて、「最後のダンス」で階段で体を揺すっている様子はグリズリーのようでした (。_・☆\ ベキバキ 衣装も足まですっぽり隠れてしまうマントのようなものだし、ダンスも踊らないし・・・で、宝塚の軽やかなダンスシーンを見慣れていたせいなのでしょうね(^-^; エリザベートの一路さん。少女時代から暗殺前の60代までの幅広い年齢層にも関わらずとても素敵でした。 宝塚版と違ってエリザベートが主役のこの「エリザベート」、一貫して自分の道は自分で切り開いていく意志の強さというものが強調されています。最後の昇天シーンでも先を歩くのはエリザベートであり、トートを愛したのも自分の意志であるとはっきり感じ取ることができました。 宝塚版はトートがエリザベートを愛し追い続け、最後にエリザベートがその愛に気づいたような感じでした。 東宝版「エリザベート」を先に観ていたら、宝塚版「エリザベート」のエリザベート像の書き込みの足り無さが目に付いたかも知れないですね。 宝塚版はトートが主役だからそれで良いと言えば良いんですが・・・。 同じ曲でも歌い方が違いました。「最後のダンス」の出だしの「天使の歌は喜び〜♪」を例に取ると、一音一音スタッカートで区切ったような歌い方でちょっと違和感。。。 内野トートの時は歌唱力をカバーするためにそのような歌い方をしているのかと思ったんですが、今回の山口トートでも同じような歌い方だったので、このような演出なのだろうと納得はしました。 でも、なんかちが〜〜う! 宝塚版「エリザベート」を引きずって観た私が悪いんだけどさぁ イジイジ‥( ..)( __)イジイジ‥ なんか注文ばっかり付けていて、それじゃ楽しんで来なかったのかと聞かれれば、いやいやどうしてしっかり楽しんできたんですよ♪ 井上ルドルフも格好良いし「闇が広がる」のデュエットもなかなか良い声でした。ピストル自殺する前、トートにホントに口づけされているんですよね〜〜キャ〜〜(@@) そして高島ルキーニのいやらし〜〜〜ぃおじさん振りは、なかなか良いです。こうなったらとことんやってくれ〜〜!って感じですよね(笑)あのマグカップ初日には客席に配っていたらしい。。。欲しいぞぉ(爆) そしてトートダンサーズの面々、やっぱりダンスが力強いです。階段をずりずり落ちてきたり、なかなか宝塚じゃ観られない振り付けもあるし(*^^*) 最後の昇天シーンの後は、出演者のご挨拶になってしまいます。カーテンコールは2,3度ありました。 でもでもでもでもでも・・・ショーはついていな〜〜〜〜い!踊ってくれ〜〜〜〜!!! あぁぁぁ〜〜〜〜だめだこりゃ(×_×) 28日に帝劇の前を通ったら楽屋口の前に人だかりがありました。その日は千秋楽だったのですね〜♪ 待っていれば何方かの出を見られたのかも知れませんが、家路を急ぐ身・・(T.T) あ〜〜〜ん、もう一回みたいよぉ! | |||||||||||||||